西奈良法律事務所 代表・中村匡志 弁護士に、遺産相続についてのアドバイスと、事務所としての強みをうかがいました。

遺産相続について弁護士に相談した方が良いのは
どのようなケースですか？

相続人の間でもめごとになっている場合もそうでない場合も、ご相談いただくメリットはあると思います。

遺産分割協議をめぐって親族間でもめごとになってしまっているような場合は、第三者である弁護士を間に入れていただくことで依頼者様の心理的ご負担を軽減できる、話し合いが冷静かつスムーズに進むようになるというメリットがあります。また、専門家である弁護士が関わることで、相続人の間でお互いに納得感のある解決に着地できるというメリットもあります。

反面、相続人の間で意見が一致し、特にもめごとになってはいないような場合であっても、相続手続きを弁護士にご依頼いただくメリットは大きいと思います。
相続を適切に行うには多くの専門的な手続きを経る必要があります。また、これらの中には期限があるものや、一度手続きを誤ってしまうと、取り返しのつかないものもあります。
そこで、弁護士に一任いただくことによって、これらの手続きを行うご負担から解放されるという側面があります。また、専門家である弁護士にご依頼いただくことで、手続きをより確実に進められるという安心感もあると思います。
実際に当事務所でも、「相続放棄をしたいけれど正しいやり方がわからない」などといった手続き上の疑問やご不安を理由とするご相談が多数寄せられています。

遺言書を作成するメリットはなんですか？

将来起こり得る親族間のもめごとを回避することができます。もめる心配がない場合であっても、相続人の手続き上の負担を大幅に軽減できます。

配がない場合であっても、相続人の手続き上の負担を大幅に軽減できます。

遺言書であらかじめ遺産分割の割合や方法を決めておくことで、後々起こるかもしれない相続人間でのもめごとを回避することができます。

また、もめごとにはなり得ないような場合であっても、遺言書があることによって相続上必要な手続きがよりスムーズになる（銀行口座の凍結解除など）というメリットもあります。
いずれの場合も遺言書を作っておいて損になることはないので、今後はあらかじめ遺言書を作成される方がますます増えていくと予想されます。

相続のご相談・ご依頼をお受けする際、事務所として
どういった点が強みだと思われますか？

弁護士の他にファイナンシャルプランナーの資格も保有しているので、お金や財産についてより幅広い見方やアドバイスをすることができます。

相続には、相続財産をどう処理するかという問題がつきものです。そこで適切な判断を行うためには、金融資産や預貯金などそれぞれの財産についてのより深い知識が必要とされます。
当事務所の代表は弁護士の他にファイナンシャルプランナーの資格も保有しております。お金や財産に関する専門の知識も持ち合わせておりますので、そういった観点からより多角的で幅広いアドバイス、サポートをさせていただくことができます。

最後にメッセージをお願いします。

どのような方もお早めにご相談ください。

相続が開始された場合も、あらかじめ遺言書の作成をお考えの場合も、お早めに弁護士までご相談ください。
相続人の間で意見の食い違いがあるなしにかかわらず、専門家が関与することによって、相続手続きによるご負担を大幅に軽減させていただくことができます。